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「教えて!goo」を見ているあの人が“先週見たテレビ番組”は・・・? ~goo×VR CUBIC データ連携事例のご紹介~

皆さんは「教えて!goo」をご存知でしょうか。

身近な疑問への回答を募ったり、友人・家族には面と向かって話しづらい悩みを相談できる大手Q&Aコミュニティです。

 

クロスリスティングでは、テレビ番組の視聴率調査をはじめ、メディアデータ、マーケティングデータの提供、市場調査、ネットリサーチなど、様々なマーケティング課題をトータルサポートする株式会社ビデオリサーチ社と協働で、両社で保有するマーケティングデータを連携させ、新たなソリューション事業構築に向けた取り組みを進めております。

 

■クロスリスティング保有データの特長

 

クロスリスティングでは、「教えて!goo」などの閲覧・検索データを約50,000カテゴリに分類し、細分化されたカテゴリ単位で分析等を行うことができるBIツール「MindPick」を保有しています。

たとえば、「登山時の服装」に関するカテゴリひとつとっても、「goo」上で検索・閲覧された情報が

・登山に着ていくアウターに関するものなのか

・登山に履いていくシューズに関するものなのか

・登山時に使用するピッケルに関するものなのか  ・・・

など、非常に細かいレベルにまで落とし込んだ分析が可能です。

 

今回は、クロスリスティングが保有する上記データのうち、「教えて!goo」のサイトアクセスデータと、ビデオリサーチ社が保有するテレビ視聴ログ×インターネットログパネル「VR CUBIC」を実験的に一部連携(※1)させ作成した統合データをもとに、各種分析を行った結果をご紹介します。

 

【図1】

 

■データを連携させることで、「教えて!goo」閲覧者の“顔”が見えてくる

 

「教えて!goo」である特定のページを閲覧した人は、どのような人たちなのでしょうか?

ここからは、前述の統合データを使用し、「教えて!goo」の数ある質問ジャンルの中から、『普段の生活が便利になる雑学やマナー』に関する質問ページを閲覧した人についてご紹介します。(以下、『生活お役立ちページ閲覧者』と表記)

 

【図2】

 

【図2】は、『生活お役立ちページ閲覧者』のプロフィールとして付与できるビデオリサーチ社保有の「VR CUBIC」パネルデータの一部を抜粋したものです。

両社が保有するデータを組み合わせることで、『生活お役立ちページ閲覧者』の

 

・半数以上に子どもがいる

・年収のボリュームゾーンは400万円~700万円

・最も多く購読されているのは朝日新聞

・4割強の人が無糖飲料の購入意向あり

 

といった、彼らの“普段の暮らしぶり”を浮き彫りにすることができます。

 

■生活お役立ちページを見ている人 VS 見ていない人 の違いは?

 

さらに深堀りしてみましょう。

 

ビデオリサーチ社の「VR CUBIC」は、単体でインターネット利用者たちの縮図(※2)になるよう設計されたリサーチ用のパネルであるため、「教えて!goo」を閲覧“していない”人」という比較軸を作った分析を行うことができるのも両社がデータ連携するメリットのひとつです。

 

【図3】は、『生活お役立ちページ閲覧者』と『閲覧していない人(以下、非閲覧者)』で、テレビ番組の視聴傾向に違いがあるのかを比較したものです。

ここでは、テレビ番組の中でも、「教えて!goo」の『生活お役立ちページ』での質問投稿内容に近しいもの・・・普段の生活が便利になる雑学やマナーを紹介したり、クイズ形式で出題することを主テーマとした番組A~H(8番組)をピックアップしました。

結果を見ると一目瞭然、『生活お役立ちページ閲覧者』は8番組中、赤いマルをつけた5番組で非閲覧者より5pt以上接触率が高いことが分かります。

 

【図3】

 

この結果から、「教えて!goo」で生活お役立ち情報を見に来ている人たちは、テレビを見るときも、生活お役立ちネタが流れていると好んで見る傾向が垣間見えますね。

 

では、『生活お役立ちページ閲覧者』に特に響きやすい“生活お役立ち情報“はどんなものが考えられるでしょうか?

【図4】は、『生活お役立ちページ閲覧者』と『非閲覧者』で、「食」に関する意識にどのような違いがあるのかを比較したものです。

表の上部は『生活お役立ちページ閲覧者』のほうがスコアが高い項目、下部はスコアが低い項目で分けています。

各項目を俯瞰してみると、『生活お役立ちページ閲覧者』は冷凍食品や惣菜などの調理済み食品への抵抗は薄く、手料理に強いこだわりはない一方、糖分やカロリーなど食卓に並べるメニューについては健康を意識するよう心がけている・・・という、「体に気もつかうがラクもしたい」思いがうかがえます。

 

【図4】

 

このように、両社が保有するデータを組み合わせることで、『生活お役立ちページ閲覧者』の“顔”をあぶりだすことが可能となります。

 

“顔”をあぶりだすことができれば、たとえば「教えて!goo」内の『生活お役立ちページ』を閲覧した人に対し、生活お役立ち系テレビ番組や冷凍食品の広告を配信する・・・といった配信事業への活用など、様々な領域でのソリューション提供ができるようになります。

今後も引き続き両社で保有するマーケティングデータを連携させ、新たなソリューション事業構築に向けた取り組みを進めてまいりますので、ご期待ください。

 

→本取り組みに関するお問合せはこちら

 

【連携・分析概要】

■連携方法 :IDマッチング

■連携したうち、今回の分析に使用したサンプル数: 1,121名

■分析使用データ:

<教えて!goo>  2018年1月~3月における、「教えて!goo」内指定ページ閲覧回数

<VR CUBIC>   2018年1月~3月における、機械式テレビ視聴測定情報 および アンケートにて聴取したプロフィール

■分析対象者属性:一都六県居住 15~69歳男女

 

■株式会社ビデオリサーチ概要

商号 株式会社ビデオリサーチ
代表者 代表取締役  加藤 讓
事業内容 テレビ視聴率調査、メディアデータ、マーケティングデータの提供など
URL https://www.videor.co.jp/

※1 両社間のデータ連携にあたっては、連携時に各個人のデータを匿名化させ、両社間で互いに保有するデータの個人を特定できない処理を行っております。また、連携データは統計的活用目的のみに使用しております。

※2 「VR CUBIC」パネルは、一都六県内のインターネット利用者人口にあわせて性年代を割り付けています。